海と文化遺産ー海と繋ぐヒトとモノー メモ

たまたまツイッターでシンポジウムを知り参加して見ました。昨年YouTubeで山船先生の動画を見て、その時に考古学者をフォローしまくったのでその誰かがご紹介されていたんだと思います。

単語メモです。

海が人に影響を与える事で文化ができる

漁撈文化:海からの恵みを得たい

海運文化:海の向こうと交易したい

海軍文化:海の向こうを探検してなんか得たい

海洋芸術文化:海からのインスピレーション

多様な海の文化遺産

水中文化遺産:海に作った何か

海の生業に間する文化:貝塚とか

交易・貿易に関する遺産:陶磁器とか

海の景観に関する遺産:港町の風景とか

海の信仰に関する遺産:沖ノ島の露天祭祀遺跡とか

海の無形文化遺産:造船技術・操縦技術・航海術

水中考古学

1884年に学術調査が始まったけど調べる技術がないので失敗

ケープゲラドニアやウルブルン調査くらいからスキューバ活用が始まる

船の研究見所たくさん 

船=持ち物限られる=その時絶対必要なモノのみがわかる 定点

研究技術色々…サイドスキャンソナー(船にソナーつけて行ったり来たりして探す)、サブボトム・プロファイラ(断面みる)、フォトグラメトリ(遺跡の記録)、水中ロボットなどなど

海路と造船技術

・最近シルクロードの海の経路がアツい

・昔=運んだモノが気になる 今=誰がどうやってとか船体そのものにも興味が

・船体考古資料=船材や遺存船体とかを調べる

・日本 丸木舟→ネオ丸木舟(樹脂で固める)→準構造船→構造船

・縫合船 地中海(例マルセイユ、文献)でもインド洋(例タイ)でも使われていた 唐代海上シルクルートでも使われていたみたい

崑崙船(木の釘によるダボ接合+糸で補強)

東西交易とガラスの

この方の発表整理されていてわかりやすかった^^

・インドパシフィックビーズ=引き伸ばし方を使用した単色で直径が6mm以下の小玉なビーズ

弥生〜古墳時代の日本でも数十万点のガラス小玉が出土 小型・単色

アフリカ〜日本まで同じものが出ている

南インドアリカメドゥ遺跡で発掘されているので、少なくとも紀元前3世紀までには生産していて、その後生産地が拡大、日本でも紀元前3世紀のものが出ている

ミャンマー Muponで出土 生産されていたっぽい

極東アジアでは生産拠点見つかっていない

・材質特徴 主原料/ケイ素(石英=水晶) 溶融温度を下げるための融材=鉛(中国はこれ)、カリウム、ナトリウム(植物の灰とか塩分 ナトロン/エジプト製が有名)など

・日本に来ているインドパシフィックビーズ(カリガラス)の産地は紺色が南インド、青いのが中国南部〜ベトナムっぽい 流通量は1C頃に急増=航海技術の進歩?

匈奴墓(モンゴル)のガラスは地中海世界のモノや中央アジア製が多い、少しだけインド系も出てくる けど日本から出てきた紺色・青色のは出てきていない

・インドパシフィックビーズ(ソーダビーズ):多彩な色調

アンコール(5〜6世紀)からも出土 日本のとにている

日本書紀(513年) 扶南から財物きた^^ =ビーズ?

同時期百済からも出土している

中国中心部でも6世紀になると出土してくる 例)@北魏洛陽 永寧寺

魏書 西域伝にも記載ある

海を行き交う人々ホルムズ商人

話もとっ散らかるし早口だし終わりにと話した内容が一致していないしとてもわかりにくかった…

・シーラーフという街が有名だったが11世紀ごろ衰退→ホルムズ、キーシュ・アデンが発展(13世紀頃〜) みんな王国、シーラーフの人が国作った

・ここら辺の港町とバグダットとかシーラーズなど内陸の都市を繋ぐルートがキャラバンルートとして発達

・ワッサーフ史(キーシュ王国の王子が中国に4年滞在して帰還したが帰路で死んだ)黄文献公集(ホルムズで交易をしたよ)奉使波斯碑(カザンハーンと交易するときホルムズ通った)…色々記載があるよ

・シーラーズと港湾都市を結ぶキャラバンの調査しているよ

ハリーレ遺跡/キーシュ 南宋〜元代中国の陶磁器破片が沢山

タッペ=ソルフ遺跡(岡=赤)/後ホルムズのミナブ 永楽通宝、ビーズとか

K103遺跡 南宋〜元代中国の陶磁器がたくさん、都市の区画がわかる

新ホルムズ 明・清時代の中国陶磁器が出てくる

内地の修道院:ホルムズ商人が寄進したみたいな記録や遺物が出土

ビービーマルヤム遺跡:ビービーマルヤム(ホルムズの女王)を祀った廟 オマーン出身でオマーンにも同じ廟がある 他にもホルムズ商人の活動拠点となる都市にあったと思われる

海と陸が交わる場所

おじいちゃん泣 単語にまつわる全然関係ない思い出や感情を会話に挟んでくるから何を言いたいのか全然わからん;;

店屋=店兼家 5脚基 アーケード付きショップハウス

港町=海(無所有)と都市の間

都市ができた→イスラムNW→モンゴルインパクト→蒸気船→WWW

泉州…イスラム教の人もきて居留地ができてた ザイトゥーンとして西洋にも伝わる 開元寺、清浄寺/建築様式もイスラムみがある

四合院・町屋・店屋の3つが主な街の建築様式

日本の港町 唐人街、沖縄の久米村、、棲み分け 日本の東南アジアに日本街があった 

スラバヤって本をだしたよ 

フリートーク

・西→東 宝石・馬

・シリアのガラス@10世紀 ガラス流通構造は時代により変わるのか・共同搬送や対価の状況など

古代〜中世:産地は同じだがシリアとかのビーズは匈奴とかに言ってる

6世紀くらいまでは東南アジア産が日本にくる 7世紀から鉛ガラスを中国・韓国でできるようになる =古代より東南アジア産流通量下がる

古代はイランの銀・金とかと一緒にガラスも運ばれる傾向ある

・泉州(ザイトーン)=中国陶磁器由来?の説

訛り→中国人に聞くと音韻が変と言われるのでこの説怪しい

オリーブ=ザイトーンという しかし泉州にはない ザイトーンニー=青磁からきたのでは?

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