オンライン講座のメモで全てを転記するものではありません。自分用メモです。アケメネス朝ペルシアについてです。
世界史でサラーっと流してなんか聞いたことあるけどわからん状態だったので勉強出来てよかったです。また、最近ポンペイ展で映像見たアレクサンドロス大王の遠征モザイクが出てきたので点が線で繋がった感じがしてよかったです。
アケメネス朝の前
簡単な歴史
アッシリア(首都ニネヴェ)→四王国時代(新バビロニア帝国、エジプト、リュディア、メディア 本当はもっと他に色々?エラム・ウラルトゥなど)
ペルシアがどこから出てきたか不明
初期アケメネス朝
キュロス2世
・キュロス2世がどこからか出てきてメディアを滅ぼす→リュディア王国を滅ぼす→(ウラルトゥも滅ぼす?)→新バビロニア王国を滅ぼす
・騎馬遊牧民に対する遠征中に死んだ?死因不明
・パラスガダイに都市建設
・メディアの人?ペルシア人でない?エラムの人?
カンビュセス2世
・キュロス2世の子供
・エジプトを征服=オリエントの統一
・謎の死去後ダレイオス1世が即位 べヒストゥーン碑文
- カンビュセス2世の弟バルディヤ殺害 仲悪かった
- エジプト遠征中弟が死んだことを秘密にしていた
- 宗教家ガウマタが弟を名乗る
- カンビュセス死ぬ→ガウマタが王様になりそうになる
- アケメネス家のダレイオスさんがガウマタを殺害、王位継承
- 反乱者を殺してペルシア帝国を再建^^
→突然のガウマタさんは無理があるので嘘では…?ダレイオスがバルディヤ殺したのでは? ガウマタはいたけど代理王(身代わりに人を立てる習慣があった)では?とか決着がついていない
ダレイオス1世
・積極的な対外遠征を続ける 尖った帽子をかぶるサカ族(スキタイ?)、海の向こうのサカ族(逃げられて失敗)、インド、リビア、ギリシア(=ペルシア戦争)
・国内整備を進める 古代ペルシア文字の考案(それまではヒエログリフとか外国語で記載していた)、全国の総督制(サトラブ制)、王の道の整備、ペルセポリスの建設
・病死 お墓の玉座かつぎの図像が有名
クセルクセス
・ダレイオスの長男、ままはキュロス2世の娘
・パパの事業継承 ペルセポリスの完成とかギリシア遠征とか
・暗殺される
ペルシア戦争
・ダレイオス1世、クセルクセスで20年くらい戦争した
・ギリシア人の間でペルシア人への悪感情が増す
・負けたペルシアが残したアイテムが大量にギリシアへ流入、ペルシア趣味の流行 日傘とか 元々王様のために奴隷がもつ権威アイテムだったけどギリシア女性が使い始め女々しいアイテムになった
中期アケメネス朝ペルシア
アルタクセルクセス1世
・クセルクセス1世の息子
・旧約聖書に出てくる 宗教的に寛容な感じで書かれている
新バビロニア時代バビロン捕囚があった→キュロス2世がバビロンを攻略して解かれる→一部はパレスチナへ帰る→キュロスはエルサレム再建にも許すがなかなか元の生活に戻れん→故郷に帰れない人もたくさん→エズラ・ネヘミヤさんが頑張ってユダヤコミュニティを復興
ダレイオス2世
・後継者争いに勝つ パパはアルタクセルクセス1世、ママはバビロニア出身、妻は異母兄弟婚=政治的な中心地がバビロンに
・ペロポネソス戦争に介入 アテネVSスパルタ スパルタ援助
・バビロンで病死
後期アケメネス朝ペルシア
アルタクセルクセス2世
・パパはダレイオス2世 弟キュロスと対決してかつ 相続ルールが曖昧なので毎回実力勝負なのでガタつく
・クセノポン(ソクラテスの弟子、軍人)、キュロスの軍隊にいたが負けたので脱出しなきゃいけんくなった→アナバシスを書く
・兄弟喧嘩中にエジプトが独立してしまう
・クテシアスがアルタクセルクセスの軍隊に医者としていた、ペルシア史を書く=兄弟間の戦術が比較できる!
・アテネVSスパルタ コリントス戦争へ介入 スパルタ勝つ
→なんで?①パワーバランスに配慮?(国土防衛目的)②世界の王たるペルシア王が裁定義務感を感じて介入?
・在位最長、94歳?で死ぬ=末期は子供の間で後継者派閥争いが勃発=帝国各地へ波及
アルタクセルクセス3世
・エジプト再征服に成功
アルセス/アルタクセルクセス4世
・資料的にはよくわからない
・2年統治したのち宦官に暗殺される 黒幕はダレイオス3世?
ダレイオス3世
・王家の傍系親族 通常は王位が回ってこないが…
・マケドニアでアレクサンドロス3世が即位、ペルシアへ遠征
・戦争中側近に暗殺される=アケメネス朝ペルシア滅亡
ペルシア大王の統治世界観
・前6世紀〜4世紀、地球上における唯一の大帝国(ローマ、秦も出来ていない)=地上世界のすべてを統治しなければならないという責任感があった?
・世界を拡散と集約で捉えていた? 世界はバラバラ・多様性に満ちている、その多様性をペルシアに集約したいみたいな